安物と高級品

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最近は小学生でも腕時計をしています。
私が幼い頃、子供は時計なんてしていませんでした。
子供こそ門限を守るために必要なのに誰もしていません。
初めて子供がはめているのを見たときは衝撃的でした。
いまは安い物がたくさんあるが当時の物価は今より高かったのかもしれません。
だから実際に時計をするようになったのは高校生になってからです。
それを自分で買ったのか親がかってくれたのかは覚えていませんが高校生になるととたんに忙しくなったので必需品でした。
もちろんそのころには安い物がたくさん出回るようになっていました。
中には980円もの安いファッションウォッチなるものがいたるところで売られていました。
子供なので安いもので十分でした。
しかし私の父は時計マニアだったため、超高級腕時計をいくつも収集していました。
グッチのようなブランド品が主でした。
もはや時間を知るための手段ではなく、ファッションの一部でした。
人に見せるためと自分が見て満足するためです。
時間をしるためだけなら別にそんなに高い物を身につける必要はありません。
しかしトータルコーディネイトというものがあるから、高級ドレスに身を包んでいながら980円の安物をはめるわけにはいきません。
人によって価値観はさまざまですから、あんなに小さな物のために高いお金を払うのはよほど経済的に余裕がないとできることではありません。
100円ショップでさえ売っているものから車ほどの値段の物までピンからキリです。
高ければいいというものではありません。
一度ある店で数万円もするファションウォッチを買ってもらいました。
私にしてはかなり高い印象を受けました。
980円のもので十分と思う程度だったので高級品の感じがしました。
しかし使ってまもなく動かなくなったのです。
どうすればいいのかわからなかったので引き出しにしまっていました。
そしてそのうちどこかにいってしまったのです。
修理をするという概念がありませんでした。
修理店がどこにあるのかもしらなかったからです。
今の小学生は携帯電話もかなり普及しています。
携帯電話を持たせようとするのには防犯の意味があります。
時間も知ることができます。
小さい時から電子機器に囲まれて生活しているのです。
ある人たちはそんなに小さいときから携帯電話や端末機器を持たせて体に有害ではないのかと心配する父兄もいます。
それはすぐには現れないかもしれませんが何十年もしてから、あるいはその子供の世代にならないとわからないかもしれません。
人間が発明した便利なものは時として弊害がもたらされることもあります。
科学技術は魔法ではないし、万能ではないのです。

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